舞台「Dr.Entertainer」

ここでは、大事な人の笑顔のために大きな夢に向かっていく、👨🏼‍⚕️Dr.Entertainer🤵🏼という1人の役者の人生を上演しています。彼が目指すのは、誰もが笑顔でいられる「世界一ワクワクする病院」をつくること。その夢の続きは、舞台の中で🎩

1年前、僕は部活を辞めました。

 

 

みなさんどうもとっきーです。

 

今日は、前回の

みんなに知って欲しい、「ときつゆうき」のこと。 - 【タビーシャ】

に引き続き、ナイーブシリーズ第二弾!!

でございます。笑

 

 

実は前回のブログを書いた時から、二部構成で考えていました。

 

決して、前回反響が多かったから調子に乗って書いているわけではありません!笑

 

(でもでも前回のお話、たくさん読んでいただいて、たくさんメッセージくれたり、電話してきてくれたり、みんなのお気持ちがとっても温かかったです。僕の大事な人達の励みになったみたいで、ちょっと勇気出して書いてよかったなぁって思いました。)

 

 

 

それで、今回お話するのは、「ときつが部活を辞めたお話」です。

 

f:id:tokkynablog:20180507000320p:image

 

 

 

みなさんは何かの「コミュニティ」を抜けた経験がありますか?

 

部活に限らず、様々な組織や、友人間のグループなどを抜けたり辞めたりすることってすごく勇気がいることだと思うんです。

 

僕もすごく勇気を出したし、怖かったし不安でした。

 

でも、辞めた瞬間からこれまで、自分の決断に後悔したことは全くありません。

 

 

もし今、組織を抜けようと思っていたり、抜けたくても抜けられない状況にあったりする人は、ぜひ読んでみてください!

 

また、逆に居心地のよいグループにいる人もいったん読んでみてください。

 

つまり、お時間ありましたら、読んでみてくださいってことです。笑

いつもありがとうございます!

 

 

 

…ちなみに結構長くなっちゃいました。

お時間ある時にどうぞ!!

 

 

【もくじ】

 

 

①なぜ辞めようと思ったのか

 

まずは、ちょっと前提のお話をさせてください。

 

僕は今、佐賀大学医学部の4年生ですが、ちょうど1年前くらいまでテニス部に所属していました。

2年間くらいですね。

 

ちゃんと調べたわけではないので、絶対とは言えませんが、医学部って「部活」がほとんどなんです。

 

まあちょこちょこサークルはあっても、運動部でサークルっていうのはあまり聞かないです。

 

入学した後、色んな部活の新歓に行き、テニス部に入部することを決めました。

 

入部の理由は、

・練習が週に2日と、運動部の中でも拘束が少なかったこと。

・新しい競技をしてみたいと思っていたこと。

・テニス部に入りそうな同学が面白そうだったこと。

・部活の雰囲気や先輩たちがすごく面白くて、楽しそうだなって感じたこと。

 

などです。

 

 

まあ、、もし運動部のサークルがあったらそっちに入っていたと思います。笑

大学では、そんなにがっつりとスポーツに打ち込むつもりもなかったし、たくさん遊びたいと思っていたからです。

 

 

はい。

背景はこんな感じです。

 

 

では、なぜ辞めようと思ったのか、お話していきますね。

 

 

 

きっかけは、2年生の時の冬。

友達から、TABIPPOという「旅」に関する会社が主催した、旅の飲み会のようなもの(僕は詳しくはわかりません。笑)に行ってきた、というお話を聞いたんです。

 

僕はそれまで漠然と、

・何かもっと刺激的なことないかなあ

とか

・世界にはたくさんの人がいるんだから、もっと出会いたい!

なんて思っていました。

 

でも、どこでどーやって交友の輪を拡げたらいいのか、何をしたら刺激的な日々が送れるのか、全く答えが出ずにいたんです。

 

そんな時に聞いたこのお話。

すごく衝撃でした。

 

「そんな面白そうなイベントあってたの?!」という、衝撃。

そして、自分の情報収集力の低さに対する、衝撃。

 

もっともっとアンテナを張ってみれば、世界には面白いことがたくさんあるんです。

 

 

「うわー行きたかったなー」とその友達に言ったところ、「あ、なんか今度タビイクっていうところの旅飲み会もあるらしいよ」とのこと。

 

これが後にたくさん関わることになるタビイクとの出会いですね。笑

 

良いこと聞いた!!ありがとう!!

と、ネットで調べてみたらめちゃめちゃ面白そうだし、とりあえず旅飲み会に行くことに決めました。

(めっちゃテスト前だったのに、行った自分偉いと思ってます。

テストも受かったし!まじ危なかった。。笑)

 

 

そしてその飲み会が、僕の運命を決めたと言っても過言ではありません。

その飲み会にいた人たちは、海外に行ったことがある人も、ない人もどちらもいたんですが、共通していたのは、みんなキラキラしていたこと。

 

ここ行ったんだよね!!

好きな国なんだ!!

って楽しそうに話す人。

それを聞いて、

素敵!!行ってみたい!

って目を輝かせている人。

 

僕はその中で、タビイクのスタッフをしていたある先輩にたくさんお話を聞いたり、写真を見せてもらったりしたんですが、もうワクワクが止まらない!!

 

話を聞きながら、

世界はこんなに広いのに、なんで俺は、大学というひとつの場所だけに留まって色々悩んだり、喜んだりを繰り返していたんだろうって思ったんです。

そしたら、僕の心の奥に眠っていた「好奇心」が爆発しました。

 

もっといろんな国に行きたい。

自分の知らない文化や価値観を知りたい。

そして、

世界にはどんな人達がいるのか知りたい。

 

その想いが、ちゃんとボランティアについて考えるようになったきっかけでもあります。

 

「難民」や「ストリートチルドレン

言葉は聞いたことがあっても、詳しくは知らない。

実際、知らなくても生きてはいけます。

関わろうとしなかったら、関係ないから。

 

でもそれでいいのかなって思ったんです。

 

 

「旅やボランティア活動を通して世界のことをもっと知りたい。そして、自分の視野や価値観をもっともっと拡げたい。」

 

端的に言うと、「世界への探究心」です。

 

 

僕はタビイクの飲み会をきっかけに、もっと世界を知ろうという思いと、そのための手段が明確になりました。

 

 

決めたら早いうちに!!

と、2年生の春休みに海外に行く計画を立てます。

しかし、、、

 

春休みの時期には、テニス部の大会がありました。

さらに、その大会で芸出しをするために準備が必要なこと、4月の新歓(新入生を部活に勧誘するためのイベント)のための話し合いが必要なことなどが重なり、まとまった時間を作ることが難しかったんです。

 

また、それらには少なからずお金が必要です。

僕が春休みまでに稼いだお金の多くが、それらのために消えていきました。

 

 

これらのことから、僕は少しずつ「辞めよう」という決意が固まっていきました。

 

 

 

もっと世界のことを知りたい。

そのためには、「時間」と「お金」が必要。

でも部活に入ったままでは、それらを十分に確保することが出来ない。

 

 

じゃあ、、部活を、

辞めればいいのか。

 

 

となったわけです。

 

 

もちろん部活をしていて、時間もお金も全てなくなるわけではありません。

ただ、やはりある程度は拘束されるのと、

世界への探究心が爆発した僕にとっては、部活に時間とお金を使うのがもったいないって思ったんですね。

(まあそこは人それぞれの価値観だと思います。)

 

また、同学からは、ちゃんと先輩達に説明すれば大会とか休んで1ヶ月くらい時間作ること出来るんじゃない?

っていう意見も出ました。

 

まぁもしかしたら、そうかもしれませんが、僕自身が結構気を使う&気にするタイプなので、たとえ休むことが出来ても、後ろ髪引かれるような思いで旅することになると思ったのと、果たして本当に僕だけに例外を認めるのか、と考えたんです。

 

「部活」である以上、練習や大会に参加することはある意味義務で、それを僕だけ例外にした結果、ほかの人も不参加を求めるようになったとしたら。。

 

「部活」の崩壊、、とまではいかなくても、体制的に問題が出るかもしれないし、そうなると、結局僕への例外も認められなかったりするのでは、と思いました。

そしたらやっぱり、海外に行けない。

 

 

 

これらの理由から、

1年前、僕は部活を辞める決断をしました。

 

 

 

 

②どのように辞めたのか

 

まあ、辞める「手続き」は簡単です。

書類にその旨を書いて提出するだけです。

 

でも、難しいのは、それを「伝えること」。

 

 

僕は、新歓の仕事までやってから、辞めようと決めていました。

 

3月は大会があって、言いづらかったため、結局4月の新歓期間中に言うことになります。

 

言うのが遅くなってしまったことは反省点です。

 

 

僕は先輩一人一人に会ったり電話したりして、辞めることを伝えていきます。

全員に会って直接言いたかったのですが、その期間なかなか顔を合わせて時間とって話す、ということが難しかったため、電話で報告したことも多かったです。

 

 

先輩たちには、すごくすごくお世話になりました。

だから、ちゃんと1人1人に伝えようと思いました。

面白い人たちばっかり(もちろん、苦手な先輩もいましたが。笑)で、色んなところに遊びに連れて行ってもらったり、美味しいご飯をご馳走してくれたり、、

 

 

f:id:tokkynablog:20180507000501j:image

えーまあ、、こんなこともしました。(懐かしい)

改めて見ると変態やな。

 

 

 

 

だから、辞めるのは申し訳ないと感じつつも、報告していきました。

 

 

 

「相談」ではなく、「報告」

 

 

 

「相談」だと、止められるって分かっていたから。

 

もちろん、止めてくれるのは本当にありがたいことだと思います。

だって別にどうでもいい人なら、わざわざ止めないじゃないですか。

 

すごく嬉しいけど、僕の中では答えが出ていたし、何を言われても絶対に揺らがないなって確信があったんです。

と同時に、ここで残ったら100%後悔する、というのも分かっていたため、「報告」という形になりました。

 

 

1番心苦しかったのは、同学です。

僕は、テニス部を辞めたことを全く後悔していませんし、同時にテニス部に入ったことも全く後悔していません。

 

僕にとってどちらも必要で大事な出来事でした。

 

テニス部に入って1番良かったことは、「同学に出会えたこと」だと今でもずっと思っています。

 

個性豊かで本当に素敵な仲間たちなんです。

 

 

僕は、1年生を思いっきりテニス部に誘うだけ誘って辞めたので、外から見たらすごく無責任に見えるかもしれません。

 

でも、テニス部に入ってほしい!という気持ちと、入ってほしいと思う理由に嘘はありませんでした。

 

なぜなら、テニス部に入ってほしい1番の理由が、「同学がいるから。」

 

「テニス部には、俺の自慢の同学がいる!

だから、入ったら絶対楽しいよ!!」

という気持ちで1年生を誘っていました。

 

もしかしたら、先輩から嫌なことをされたりするかもしれません。

しかしそんな時でも、僕の同学がいるから大丈夫だなって、無責任にも勝手に安心していました。

 

 

なので、報告する時1番ごめんね、って思ったのは同学に対してだし、1番止めてくれたのも彼らでした。

 

寂しい〜ってゆってくれたり、

泣いて止めてくれたり、

時には「は?意味わからんし!!」って怒られたり。

 

全部嬉しかったです。

でも結局、申し訳なさが強くて、上手く辞めることとその理由を説明出来なかったんです。

 

だから、みんなにあまり納得はされてなくて、それでも押し切るような形で辞めました。

ちゃんと、分かってもらってから辞めるのが1番良かったんでしょうが、納得なんてしてもらえないような気がしていたのと、納得されるまで待っていたら、ずるずると残ってしまいむしろ辞めにくくなると思いました。

 

そのために、そのような形になってしまいました。

 

 

 

とりあえずみんなに辞めることを伝えてから、新歓を頑張りました。

 

そしてそれが終わったあと、書類を書いて提出し、正式にテニス部を辞めました。

 

 

 

 

 

③辞めたその後

 

その後の僕の活動は、SNSやブログに結構あげているので、なんとなーく分かると思います。

 

僕がやりたかった、旅や様々なボランティア活動を通して世界のことをたくさん学びながら、面白くて素敵な人達との出会いにあふれた1年になりました。

 

ほんとに、出会ったなぁ、、☺️

日本でも、海外でも。

インスタのフォロワーなんて、2017年夏のシンガポール1人旅くらいの時は確か、180人くらいだったのに、今は500人超えてるんですよ!

 

それまでインスタ見る専門だったからあんまりやってなかった、ってのもありますが、やっぱり多くの人たちと出会えたんだなぁってすごく幸せな気持ちになります。

 

 

だから、自分の選択に後悔はしてない。

むしろ後悔したら、それこそ申し訳ないですよね。

 

 

一方で、大学の方では、、、

辞めたあとしばらくは、同学含めテニス部の人たちとどう関わったらいいのかよく分からなくて、むしろ迷惑かと思ってあまり自分からは関わらないようにしていました。

 

怒ってるよなとか、嫌われたかなとか、色々と勝手に気にして、気まずかったんです。

 

 

まあ今も、どう思われているかは分かりませんが、会ったら普通に話してくれたり、遊ぼーって誘ってくれたりして、内心すごく嬉しかったり。笑

 

全然会ってない人もいるけど、それでもいいんです。

僕が一方的に好きっていうだけで十分です。

 

 

新歓で入ってくれた後輩たちも、学校で会った時に声かけてくれたりして、それもとっても嬉しい。

 

 

そんな感じで、テニス部を辞めた気まずさと、辞めたことで気づけたみんなの優しさ、などを感じながら過ごした1年でした。

 

 

④コミュニティを抜けたい人たちへ

 

そろそろ、まとめます。笑

 

最初にも言いましたが、

部活含め、組織やコミュニティを抜けるというのはすごく勇気がいることです。

 

 

でも、もし、

その空間にいるのが辛くて抜けたい、って思っている人

は抜けるべきだと思います。

大丈夫、あなたを受け入れてくれるコミュニティは絶対にあります。

 

僕はテニス部にいるのがすごく苦痛だったわけではありませんが、正直なところ、自分らしくいるという点では満足が出来ていなかったです。

特に先輩との距離感が掴めず、気を使いまくって言いたいことも言えず、、おそらく面白くないやつって思われていたでしょう。

 

面白い先輩たちと一緒に自分さらけ出してバカなことしたいのに、それが出来ない自分に失望しながら、「俺は先輩という存在そのものが苦手なんだな、、」って悔しかったんです。

 

でも、部活から一歩外に出てみて様々なコミュニティに参加してみたら、必ずしもそうではないことが分かりました。

 

先輩含めたくさんの人の前で「自分らしく」いられる場所が増えました。

 

 

 

だから思ったんです。

 

自分を受け入れてくれるコミュニティは、必ずどこかにある。

 

 

 

もし、今自分が居心地の悪いコミュニティにいるのであれば、無理してそこに留まる必要はないと思います。

 

離れて、色んなコミュニティに参加してみてください。

 

属するコミュニティは、多いほど良いと思います。

「例えどこかで上手くいかなくなっても、自分にはまだ他のコミュニティがある」と安心出来ますし、その安心感がより自分らしくいることを助長してくれます。

 

 

また、その空間にいるのが嫌ではないけど自分の夢ややりたいことのために抜ける必要がある人

抜けたいとは思うものの、なんとなーく辞めにくかったりとかあると思います。

 

そんな時は、自分の直感に従ってください!

辞めた方がいいって直感で感じたら、それは辞めた方がいいです。

 

色んな辞めにくい理由はあると思いますが、おそらくそのまま残り続けたら後悔すると思いますし、人生におけるそのリスクは高い。

 

コミュニティを抜けるために、もちろん最初は大きなエネルギーを使いますが、それによって得るものは大きいし、直感に従っていると後悔することはないと思います。

 

 

 

また、逆に居心地いい!って感じるコミュニティにいる人

いいですね!笑

大事にしてください!!

 

でもそこに依存しすぎるのもよくないかも、、?

たまにはちょっと離れてみることも大事かもしれません!

それこそ、居心地のいいコミュニティを他にもたくさん作りましょう😏

 

 

 

まあ、こんな感じですかね。

めーっちゃ長くなりました。

文字数どんくらいだと思います?

全部で7000文字くらいです。

やばっ!!笑

学校の読書感想文だったらよゆーで何作品も仕上がります。

原稿用紙何枚分だこれは。笑

 

 

だからこそ、この長い文章をここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。

そして本当にありがとうございました!!

 

 

僕の経験が、誰かの心に素敵な変化をもたらすことが出来ていたら嬉しいです。

そう願って書きました。

 

そして、これにてナイーブシリーズ終わり!笑

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

っていつも言ってるけど、定型文じゃないです!!

ほんとに思っています。

 

 

 

 

いつも

ありがとうございます!!!!

 

 

f:id:tokkynablog:20180507001356j:image

 

ではまた。