舞台「Dr.Entertainer」

ここでは、大事な人の笑顔のために大きな夢に向かっていく、👨🏼‍⚕️Dr.Entertainer🤵🏼という1人の役者の人生を上演しています。彼が目指すのは、誰もが笑顔でいられる「世界一ワクワクする病院」をつくること。その夢の続きは、舞台の中で🎩

僕と難民とマレーシアと。

 

さいきん登山とよさこいをして「筋肉」が「痛」しているとっきーです。

(書き終えた頃には筋肉痛なんてなくなりました。笑)

みなさんお久しぶりです!

 

今日は、ずっと書かねば、、、と思いながら書いていなかった、

「マレーシアでのワークキャンプ」について。

 

去年の8月なのでほぼ1年前ですね。笑

すみません、お待たせ(?)しました。

 

では、書いていきますね!!

 

★今までブログはスマホで書いてたんですが、今回はパソコンで書いてみています。

パソコン、、、めっちゃやりやすい!笑

 

 

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たくさんの子どもたちと!!

これから載せる写真はあいまいにぼかしておきます。

 

 

ワークキャンプの概要

 

 

まず、簡単な情報を。

 

僕が参加したのは、NICEというNGOが行っているプログラムの一つです。

マレーシアに住む難民とかかわるワークキャンプ

 

特に難民の子どもたちとの関わりが多く、一緒に遊んだりコミュニケーションを取ったりしながら、難民について学んできました。

 

期間は短かったですが、とても貴重な経験となりました。

 

 

 

まとめると、

①NICEのプログラム

②マレーシアに住む難民と関わる

③特に子どもたち

④内容:子どもたちと遊ぶ・なにかを教える、などのコミュニケーションを通して難民の人々やその生活について学ぶ

 

という感じですかね。

 

ではこれから、僕が学んだ難民や、ワークキャンプを行った施設についての情報を書いていきます。

 

 

難民について

 

 

ミャンマーにおける難民問題をすごく簡単に言うと、

「多数派民族の、少数派民族に対する迫害」です。

実際にはいろんな歴史的・宗教的・政治的な背景があります。

 

ここでの多数派民族が、ビルマ族と呼ばれる民族です。

皆さんもお聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

少数派民族でよく名前を聞くのは、ロヒンギャ族ですかね。

 

ミャンマーでは、この多数派民族に軍隊も加わって、少数派民族に対して迫害や虐殺などを行っているんです。

 

 

難民の人々は、

〇実際に迫害にあい、命からがら逃げた

〇迫害にあう前に身の危険を感じ逃げてきた

というような背景を持ちます。

 

彼らは徒歩や船などで近くの国に避難します。

食べ物や環境も十分とは言えず、逃げる途中で命を落とす人々も多くいるそうです。

 

 

僕が今回出会ったのは、ゾミ族という民族の人々でした。

彼らはマレーシアへと逃れ、多くの人は集合住宅の1室で暮らしているとのことでした。

 

僕たちが特にコミュニケーションをとっていたのは、ゾミ族の子どもたち。

子どもたちに教育を教える施設があり、彼らはそこに通っています。

 

僕たちもその施設を訪れ、そこで寝泊まりしながら活動を行いました。

 

 

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ゾミ族の子どもたちです!!

 

 

施設について

 

子どもたちが通っている施設についての情報も書いてみます。

 

〇主に教育を行う(3つくらいにクラスが分かれる)

〇昼食の提供もある

〇施設で活動している人は、みんなボランティア(元難民の人も活動している)

〇必要な経費は教会が負担

〇昼ごはんは教会が提供している

 

など。

 

 

 

いやあ、、、今回のテーマがこれまでで一番難しいです。

頭を使いに使い、当時メモや日記を書いていたノートを読み直しながら書いてます。

 

難民の問題は、一面的でなくいろんな要素が絡み合って起こっていることが難しいと感じますし、詳しく書こうと思ったらどこまででもかけちゃうので色々悩んじゃいますね。。。

 

 

なのでここからは、「僕の体験」に焦点をあてて書いていこうかと。

 

難民問題の情報は、僕のブログよりもGoogle様のほうがめちゃめちゃ詳しく書いてあると思うので、情報よりも僕の感情や考えたことを述べていきます。

 

活動内容→感じたこと

 

という構成でいこうかな。

 

 

活動その①遊ぶ  @施設

 

「活動」というか、活動や授業の合間の空いた時間はだいたい子どもたちと遊んでいました。笑

 

みなさんは、難民の子どもたちと言うと、どのようなイメージを抱きますか?

 

テレビやニュースでは、やせ細って物欲しげにこちらの方を見つめている様子の写真がよく流れているような気がします。

 

しかし、今回僕たちが関わった子どもたちは、本当に元気いっぱいでした。

 

もちろん、難民の人によっても置かれている状況は異なり、一概には言えませんが、今回はいわゆる「貧しくて辛そうな」印象は少なかったように思います。

 

「遊び」と言っても、何かモノや道具を使うというよりも、鬼ごっこや肩車などをしていましたね。

 

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もみくちゃにされました。笑

むしろ僕らが遊ばれていたのかな?笑

 

 

このような遊びを通して、僕が感じたのは、

「難民の子どもたちも、日本の子どもたちとそんなに変わらない」ということでした。

 

当時の日記にはこう書いてあります⬇️

 

子どもたちの印象はとにかく元気。

殴りかかってきたり、肩車してーって言ってきたり、捕まえたら楽しそうにしたり、、、

 

日本の子どもたちと同じだ。

可愛いすごく。

 

もちろん大人しい子もいる。

俺はむしろそっちの子に気を配ってた。

 

あと年が上の子はみんなをまとめようとしっかりしていたし、小さい子に(色んな場面で)譲ったりしてた。

 

満足いく生活は送れてないかもしれませんが、そこに悲壮感のようなものは感じませんでした。

 

日本の子どもたちと同じように、遊び、楽しみ、喜び、怒って、喧嘩して、泣いたり、美味しそうにご飯を食べたりする姿が、そこにはありました。

 

 

 

 

活動その②日本文化の紹介

 

子どもたちの前で、日本文化を紹介する時間がありました。

 

僕たちは、

 

合気道(ちょんまげのカツラ付き笑)

〇空手(ときつは昔空手をしていた)

〇折り紙(みんなでワイワイ)

 

などを行いました。

 

空手は僕の担当で、みんなと一緒に空手のポーズをしながら声を出す、という感じで行いました。

 

大勢の前で話すのは緊張しましたが、子どもたちのノリが良くて助かりました。笑

 

 

折り紙は、いくつかのグループに分かれて、グループ毎にメンバーが1人ずつ付いて一緒に折りました。

 

メンバーはみんな上手に鶴を折っていたのですが、ときつは鶴が折れないので(笑)、紙ヒコーキを一緒に折りました。

 

しかし、紙ヒコーキは

・難易度的に子どもたちが折りやすい(僕でも折れる!!)のと、

・折ったあとも遊べる

という点で良かったと思います。

 

これから子どもと折り紙で遊ぶ予定がある方は、紙ヒコーキもオススメです!笑

 

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ときつの親友です。めっちゃカッコいいし可愛いんです!

 

 

活動その③授業をする

 

子どもたちに向けて授業をする場面もありました。

 

日本の何かを教える!

ではなく、算数や英語の今までの授業の続きを僕たちが担当した、という感じです。

 

3グループに分かれて授業を行ったのですが、僕が担当したクラスは、年齢の低い子たちが多かったというのもあり、とにかく元気がありあまるクラスでした。笑

 

みなさん、「海外で子どもたちに授業」と聞くとどんなイメージを浮かべますか?

 

''目をキラキラさせて話を聞き、みんな手を挙げて発表する''

 

というイメージでしょうか。

 

 

今回は、違いました。笑

勉強したい子は一生懸命やっているし、遊びたい子はすぐに椅子から立ち上がるというように、良い意味で人間らしいなぁと感じました。

 

ここでも、彼らは日本の子どもたちとあまり変わらないなぁと。

 

逆に年齢が高いクラスだと、みんな真面目に話を聞いていて、この点でも共通する部分がありそうでした。

 

 

 

活動その④みんなの夢を聞く

 

子どもたちのことをもっと知りたい!!

 

ということでこの企画が行われました。

 

難民の子どもたちは将来どんな大人になりたいのか、どんなことをしたいのか。

 

紙を用意して子どもたちに書いてもらいました。

 

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夢を聞いているところ

 

 

色んな可愛い回答もありましたが、

多かったのは、

〇医者

〇看護師

〇エンジニア

〇歌手

〇先生

などの職業。

 

施設には、職業図鑑のようなものが置いてあり、子どもたちは様々な職業を知ってはいるのですが、やはり普段関わることの多い仕事を思い浮かべるようでした。

 

難民の子どもたちだからと言って、「特別な存在」という思想にとらわれることはないんだなーと思いましたね。

 

ただ、どこの国で働くかは問題になってきます。マレーシアに一生住めるかどうかは分かりません。

 

難民の人々が、1番行きたい国は「アメリカ」だそうです。

 

理由は様々ありますが、

〇まず、母国には帰りたくても帰れない(危険性や、家や仕事がもうないから)

〇そもそも難民をたくさん受け入れてくれる国が少ない

〇英語が通じる(難民の人々も英語を話せる人が多い)

アメリカに行く難民の人が多い→親戚が先にアメリカに行っている→アメリカに行けばコミュニティがある

 

などなど。

他には、オーストラリアやカナダを選ぶ人も多いとのことでした。

 

これらの情報は、僕が2017年の夏に聞いた内容なので、もしかしたら状況は変わっているかもしれません。

 

 

ただいずれにせよ、これからどこの国で暮らしていくのかは、彼らにとって大きな問題であることに違いありません。

 

 

その他の活動

 

その他には、公園で運動会をしたり、昼食の配膳をお手伝いしたり、授業の前のダンスを一緒に踊ったりしていました。

 

とにかく子どもたちが可愛いんです!!!

 

 

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運動会が終わったあと、みんなでパシャリ!

 

 

ワークキャンプ・ボランティアはNICEがオススメ!

 

 

僕が参加したのは、NICEというNGOのプログラムなんですが、今回代表の方が参加してくれて色々お話を聞いたんですね。

 

その中で、素敵だなぁって印象に残っているNICEの姿勢があるので、最後にそれをご紹介します。

(ゴマをすりながら、、笑)

 

 

今回僕たちは、子どもたちの通う施設で寝泊まりした、と最初の方で述べましたが、

それこそがNICEの素敵な姿勢なんです。

 

色んなボランティア団体がありますが、

「宿泊場所はホテル」としている所も中にはあると思うんです。

 

もし2つの団体で参加費が一緒で、

一方の宿泊場所がホテル、

もう一方が床に寝袋を敷いて寝る、

という条件だったら正直ホテルを選びたくなります。ベッド気持ちいいですからね!

 

でも、NICEでは寝袋持参のプログラムが多いんです。(ほとんど??)

 

それは、「ボランティア先の人々と同じような状況で生活をするため」とのこと。

 

日中様々な活動をしても、夜は快適な部屋で過ごしていたら、本当の意味でボランティア先の人々の気持ちは分からない。

 

彼らの気持ちや状況に少しでも近づくために、あえてホテルを選択しないとのことでした。

 

今回も、

〇施設の床に寝袋を敷いて寝る

〇お風呂はお湯なし(トイレを流すためにバケツに水を貯めてあるのですが、僕たちはその水を用いて体を洗いました)

という状況でした。

 

 

ただ、施設にクーラーが付いていて、日中子どもたちがいる間使用し、夜もそのまま付けていたら、

NICEのワークキャンプ2回目参加のリーダーが「こんなの贅沢すぎる!!(怒)」と言っていました。笑

 

なので、基本的にはそんな感じです。

 

 

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噂のリーダー。ひえぇぇ恐ろしい。。。

てのは嘘で、笑顔が素敵な、すごく良い友達です。笑

 

 

ただ、難民の人々の家を訪問したメンバーに話を聞いたところ、お風呂とかトイレは普通だったらしいので、おそらくみんながみんな水を浴びているわけではないと思います。

クーラーの付いている家に住んでいるかもしれません。

 

なので、この生活が、難民の人々と同じ生活かと言われると一概には言えませんが、

 

少しでも彼らの状況に近づこうとするNICEの姿勢が本当にカッコいいと思いました。

 

 

 

むすびに

 

 

はい、ということで今回はここまでにしたいと思います。

読んでくださった方、ありがとうございました!!

 

 

難民に関するお話はすごく難しいです。

色んな歴史的な背景まで知ろうと思うと、なかなか理解に苦しむことも、、、

 

でも、僕にとって「難民」について知ることはとても大切なことなので、今でも難民についての記事があれば目を通しますし、たまにUNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)などのサイトを見たりしています。

 

 

今回のブログでは、難民についての情報より僕の「経験や感想」をメインに書いたので、もし難民について少しでも知りたくなった方は調べてみてください!

 

1つだけURL貼っておきます!⬇️

UNHCRが支援する人々(難民とは)|UNHCRを知る|国連UNHCR協会

 

 

 

ボランティアに行ったり、寄付したりするのももちろんですが、「知ろうとすること」「伝えること」なども大切な国際協力だと思います!

 

 

あと、僕のブログで「その情報、いまは違うよ!!」という所がございましたら、ぜひ教えてください😌

 

 

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素敵な仲間たち😌でも全員で撮った写真がない!笑

 

 

 

では、この辺で!